ここ数年ずっと開発が進んでいる豊洲地区にまた1つショッピングモールができた。「アーバンドック ららぽーと豊洲」、三井不動産が運営するショッピングモール「ららぽーと」シリーズ。なかなか趣向を凝らしたな作りになっていて、特に海沿いがドックの名に相応しく港湾を意識されたデザインになっていて面白い。ショッピングモール全体も、船をイメージされている。
このららぽーと内にあるフードコートがとても気に入った、というよりも、自分が今まで世にないことを疑問に感じていたモデルのフードコートだった。「フードサーカス」、「世界のキッチンを自由にめぐろう!」というコンセプトで運営されていて、タイ、イタリアン、中華、アメリカン、シンガポール&インド料理、博多らーめんのレストランが入っている。海南チキンライス、牛なん飯、ココナッツカレーといったローカル色の強いメニューが揃っているのが面白い。僕が知らないだけかもしれないけれど、7カ国もの料理が気軽に食べられるフードコートを日本では初めて見たような気がする。海外では結構目にして、ロンドンのカムデン・ロック・マーケット(カムデン・ロック・マーケットのエントリーはこちら)にいたっては、正確には数えていないけれど、マーケット全体で20カ国以上の屋台があったと思う。楽しいし、美味しいこと確実なので、是非このフードコートには頑張ってもらって、取り揃える国数を増やしてどんどん拠点を広げていって欲しい。